愛犬愛猫ワクチンなび!
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その他の犬の病気と予防について



たとえば、生まれつきの病気であるとか、なんらかの原因によって犬が病気になる、というのはある意味避けられません。それは仕方が無いことですし、飼い主さんの責任という訳ではないでしょう。しかし、ここで紹介する犬の病気は飼い主さんが気をつけてあげれば未然に防げるものです。言ってみれば、これらの病気のワクチンというのは飼い主さん自身、と言えるかもしれませんね。

マダニの寄生

これは、ダニの一種であるマダニが飼い犬に寄生・吸血するものです。マダニはどこにでもいて、特に草や葉について獲物を待ち構えていることが多く、植え込みなどを通りかかった愛犬が運悪く標的にされてしまうわけです。まあ、少々の血を吸って満足しているのならかわいげもありますが、このマダニという奴ちっともかわいくありません。人間にとっても危険な病気の媒介をはじめ、犬にとって命取りになりかねないバベシアの媒介など、かなりの悪者っぷりです。

飼い主さんの対処法

まずは普段からブラッシングなどしつつ、愛犬をチェック。顔や前足にくっついていることが多いので、特に念入りに。もしもマダニを発見したら、素手では触らず手袋着用の上ピンセットなどで根っこからゆっくり(あせると、身体がちぎれて顔が犬に食いついたまま残ります)引き剥がします。あまりたくさんついていたら、病気を媒介されているかもしれないので、抗生物質の投与を獣医さんに頼んだ方がいいでしょう。なお、駆除したにっくきマダニですが、つぶしてはいけません。ティッシュにでも包んで、ビニール袋に入れて処分しましょう。

回虫症

例のあれです。虫下しを飲ませるとだーっと出てきて、思わずソーメンが食べられなくなる・・・といわれる寄生虫。数匹ならさほど害は無いのですが、そこは寄生虫。あっという間に増えてしまい、ヘタをすると犬の生命にまで関わってしまいます。お腹が妙にふくれている、下痢や嘔吐をおこすと言った場合は要注意。放置すると腸閉塞などの症状まで引き起こしかねませんので、早目の処置を。

飼い主さんの対処法

きづいたら、とりあえず駆虫薬を処方して貰って飲ませましょう。このお薬、オトナの回虫には効果的ですが、タマゴ状態だと効きが悪いので半月後あたりにもう一度検査&投薬を行うことをオススメします。なお、駆虫薬を飲ませた後はけっこうショッキングなシーンが披露されますから要注意。そのほかに犬の便は早めに処置、中間宿主となるネズミなどの駆除もあわせて行うと効果的です。また、母犬が回虫を持っていると胎児にそのまま感染しますので、繁殖を予定している場合は事前に必ず回虫のチェックをしておきましょう。

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フィラリア

これはかなり怖い寄生虫です。一番悪いのは媒介種が蚊であること。いつ、どこで刺されるかわかりませんし。そして、病状が進行するまで表に症状が表れないことです。そのため、妙に元気が無い、エサを食べないというような一見夏バテかと思うような微細な初期症状から始まります。やがて愛犬のお腹に水が溜まったり、おなかが腫れたりします。さらに悪化すると血尿などの症状を呈し、最悪の結果になる事もめずらしくありません。

飼い主さんの対処

と、怖がらせましたが、現在では予防薬(月1回飲ませるだけでフィラリアを予防する)が出来たおかげで、随分とラクになりました。少なくとも蚊の発生する梅雨時から夏場にはこのお薬を与えておけば、まず心配はありません。ただ、強い薬なのでちょっと怖い、という場合は治療薬もあります。

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肥満

いや、これ自体は当然病気ではありませんが、不必要にエサを与えてしまうと、肥満から糖尿病などを引き起こしやすくなります。また、こうした美味しいえさには糖分も多く、柔らかいので歯垢が残りやすいと言った問題もあります。当然ながら運動を面倒がって運動不足にもなりますし・・とにかく愛犬がコロコロしてるのはかわいいかもしれませんが、確実に犬にとってマイナスです。ためしに糖尿病から併発しそうな病気を並べていって見ましょう。緑内障・白内障・四肢が腐る・動脈硬化・心臓病・脳梗塞・肝障害・・・など軽く思いついた順で並べてもまだまだあります。コロコロしててかわいい愛犬と、健康な愛犬、どちらを選びますか?

飼い主さんの対処

子犬のときは特にかわいくてついつい一杯エサをあげたくなるもの。でもここはきちんとした管理を行いましょう。要はもとから太ってないのが一番ですからね。残念ながらもはや肥満体型の愛犬には適度な運動と食事制限が必要です。量はそのままでもローカロリーなドッグフードなども販売されていますから、試してみるといいでしょう。ただ、急に食事制限を行うとストレスも心配なので、ゆっくりと目標体重を目指すようにしましょう。ついでに、犬の歯周病というのも最近問題になっていますので、上手くブラッシングしてあげるとなおよし!ですね。

その他の犬の病気と予防のまとめ

飼い主さんが気を配ってあげるだけで、随分と変わってくるものだと思いませんか? このなかで、一番大事なのが愛犬のチェック。いつもより元気がないなあ、とか下痢や嘔吐はないか・・・など、普段と違うところはないか、よく観察してあげることが大事です。愛犬はしゃべれない替わりにいろいろなしぐさや態度で身体の不調を訴えます。飼い主さんはそういったサインを見逃さないようにして、適切な処置をしてあげたいものですね。


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その他の犬の病気と予防
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