愛犬愛猫ワクチンなび!
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犬用ワクチンの種類



犬用のワクチンと一口に言っても、単体のものから数種類を混合したものまでさまざまあります。ここでは、ワクチンの種類、平均的な接種料金、対応する病気などについて紹介してみましょう。なお、似たような名前でも生ワクチンか、不活性ワクチンかといった違いや、メーカーによって多少の違いがありますから注意してくださいね。

混合ワクチンの種類

普通は、一度の接種でいくつかの病気を予防できるようにワクチンを混ぜ合わせてある混合ワクチンが主流です。それでは混合数の順に紹介してみましょう。

2種混合生ワクチン[犬ジステンバー、犬バルボウィルス]

まずは2種類の混合ワクチンから。これはなぜか以降のワクチンとは入っているワクチンが違います。他の奴は3種に+何々、と積み木状態で数が増えるのですが、これだけ違います。お間違えなく。

3種混合生ワクチン[犬ジステンバー、犬伝染性肝炎、犬アデノウィルス感染症]

どうせ打つならある程度の数の病気を予防したいと考えるのか、あまり人気の無いワクチンのようです。しかし、種類が少ないと言う事は予防が特に大事なものに限定してあるとも言えます。

4種混合生ワクチン[3種+犬バラインフルエンザ感染症]

4種混合ワクチンですが、普通獣医さんに「ワクチン接種お願いします」と言った場合、まずこれを打たれる事はない、マイナーなワクチンです。これに犬レプトスピラという感染症のワクチンも加えた4+1ワクチンとしても使われます。なぜかこれも5種混合ではないんですね。

5種混合生ワクチン[4種+犬バルボウィルス感染症]

資料によると、飼い主さんの2割はこの5種混合ワクチンを選ぶようで、2番人気になります。おそらく1番人気の8種混合ワクチンでワクチンアレルギーを起こしたことのある犬のために、リスク回避で選ばれるのだと思います。しかしバルボウィルスって元は猫の病気だったはずですが、すっかり犬の病気としても定着しましたね・・・。

7種混合生ワクチン[5種+犬レプトスピラ感染症2種]

・・・5+1=7? レプトスピラという名前の感染症は数百種類もあって、それに対応するために2種類のワクチンを混合しています。そのせいか6種ってまず見ないですね。ただ、ワクチンはこの病気にはこれ、と効果が決まっていて、数百種のレプトスピラの中でもこのワクチンで対応できるのは代表種である2~3種(メーカーで多少異なります)になります。


8種混合生ワクチン[7種+犬コロナウィルス]

ワクチン一番人気の8種混合生ワクチンです。手元の資料を見ると、実に4割強がこの8種混合ワクチンを受けているようですね。まあ、確かに値段も5種と比べて1000円前後しか変わらないので、どうせなら、ということでしょうか? こちらから特に指定や相談をしなければ、これを選択する獣医さんも多いようです。

9種混合生ワクチン[8種と同じですが、対応するレプトスピラが増えています]

8種に加えてレプトスピラの対応種を増やしたものです。レプトスピラそのものは即生命に関わる、ということは少ないのですが(放置すればアウトです)厄介なことに人にも移ります。ペットと触れ合うようなことが多ければ考えてみてもいいでしょう。意外と人気は高くて15%程度の接種率でした。

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単体ワクチン

たくさん混合すれば確かに対応する病気も増えますし、値段的にもバラで打つよりはお安く済みます。しかし、数が増えると犬のほうの負担も増えます。いかに弱めていたにしろ、病気を起こす微生物を数多く注入するわけですからね。普通犬ならまだいいのですが、ワクチンアレルギーの犬にとっては大問題と言えます。そこで、特に犬にとって怖いバルボウィルスなどには単体ワクチンも用意されています。こちらはさらにアレルギーを抑えるために不活性ワクチンも用意されていますから、必要なものを獣医さんと相談の上接種させてあげるといいでしょう。ただ、不活性ワクチンは穏やかな代わりに、最初に2回打つ(方が効く)とか、効果が短いといった問題もありますから、そういった点も確認しておきましょう。

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気になるワクチンのお値段

これは獣医さんによって変わりますが、手元には約1万件の平均、という便利な資料がありますので紹介してみましょう。2~4種混合ワクチンの場合6000円〜程度、5種で7000円、8種では8000円程度が平均値らしいです。ただ、これは首都圏の調査なので、そのほかではまた変わることもあるでしょう。あくまで参考程度と考えてください。でも、こういった平均よりあまりに法外だった場合は、ちょっとその病院を疑ってもいいかもしれませんね・・・。なお、単品のお値段はバラバラですが、5000円を越える事はまずないようです。

犬用ワクチンのまとめ

ワクチンの混合数は多ければ多いほどいい! とはいいきれません。さっきも言いましたが、犬にとっての負担も高くなるからです。犬にとってもっとも怖い犬ジステンバーやバルボウィルス、アデノウィルスは5種混合で間に合いますし。それ以降に追加されるレビスブトラに関してどうとるか、によると思います。このワクチンが犬にとって負担が大きい(らしい)です。ただ、人にも感染するのが厄介で、しかも感染源がネズミのおしっこや汚れた水など、外に連れ出したらどこでもありそうなのも困りもの。とりあえず外に連れ出すことが多いとか、小さなお子様がいる、ペットとスキンシップしたいと言った場合は接種を考えたほうがよいでしょう。つまりどれにも一長一短がありますから、よく考えた上で(悩んだら獣医さんに相談して)決めてくださいね。


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