愛犬愛猫ワクチンなび!
 

ワクチンアレルギーについて



ワクチンの仕組みについてはわかってもらえたでしょうか? では、次にワクチンのアレルギーなど、ワクチンの怖いところについて紹介してみましょう。ワクチンのメリット・デメリット、両方を紹介しないと不公平ですからね。ペットの飼い主さんは「ワクチンはこういういいところがあるけど、こういう危険があるかもしれない」としっかり知識を持ってからワクチン接種を受けさせてあげてくださいね。

ワクチンは諸刃の剣?

ちょっと怖いタイトルかもしれませんね。ワクチンはいいところだけではないよ、ということを言いたかったわけです。ワクチンも薬と同様、副作用などが起きる可能性があるということをまず知っておいて貰いたいと思います。もちろん、その副作用はそれによって防がれるであろう病気の症状からすれば軽く、だからこそワクチンを投与する価値があるわけです。ただし、ごくまれではありますが、そのワクチンに対して投与される側が体調をくずしたりしていると、弱らせたはずの微生物が勝ってしまうことがあります。そうなると、症状が出たり、悪化したりすることがあるのですね。

ワクチンの副作用

こうして、身体が弱っているときにワクチンを投与したり、もともとそういう免疫反応が弱い場合は副作用として体調が悪化したり、何らかの症状が出る場合があります。症状が重くなる事はめったにありませんが、軽い体調不良といったものなら時折起こることがあります。こういった副作用とは別にアレルギーによる体調不良もありますが、それは以下に紹介します。

アレルギーとは?

まずはアレルギーってなんだ? という話から。わかりやすいところで花粉症を紹介してみましょう。花粉というのはどこに行ってもありますし、普通ならなんでもないものです。でも、たまに身体がこの花粉を敵だ! と勘違いしてしまう体質の人がいます。そのため本来なんでもない花粉を倒そうと抗体を量産し、花粉を追い出すためくしゃみ・鼻水が止まらなくなります。こうした特定の物質に対して異様に反応してしまう体質をアレルギー体質と呼びます。

アレルギー物質・アレルゲン

面白いことに同じ花粉でも、スギ花粉でなければ反応しない人、ブタクサでなければ反応しない人などがいます。つまり、原因になっている物質はそれぞれ別で、決まっているのですね。この原因になっている物質をアレルゲンと呼びます。スギ花粉症ならスギが、タマゴを食べるとジンマシンを出す人はタマゴがアレルゲン、というわけです。このアレルゲンはさまざまなものがあります。

ワクチンアレルギー

つまり、ワクチンアレルギーはワクチンの中に含まれる微生物などがアレルゲンになる人です。あとで紹介するアナフィラキシーショックといった重大なアレルギーから、なんとなく体調が優れない、発疹ができるといった軽度のものまでさまざまな反応があります

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アナフィラキシーショックとは?

ミツバチっていますよね。普通はあれに刺されたとしても、「いてえー!」とか叫ぶだけで済みます。なぜならミツバチに刺されたとたん、身体はあわてて抗体の製造を開始、抗体パワーによって次第に腫れは引き、痛みもやわらぎ、完治するからです。そして身体はこの闘いの戦利品としてミツバチドクの抗体設計図を保管します。ところが、たまにこの設計図を間違えて保管する体質の人がいます。こういう人がもう一度ミツバチに刺されると、身体は以前の設計図に従って抗体を量産します。でもその設計図自体が間違っているものだから、出来上がった抗体は暴走してしまい、一緒になって身体を攻めたてます。これをアナフィラキシーショックといい、最悪の場合、生命の危機におちいります。これもアレルギーの一種で、犬、猫ワクチンアレルギー最悪の症状として起こる可能性があります。

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犬・猫ワクチンの投与について

副作用については、飼い主さんが犬・猫の様子を観察し、できるだけベストな体調を見計らって接種するようにすれば、だいぶ変わってくるでしょう。問題はアレルギー。これは事前にはわからないのですが、ワクチン接種後はよく愛犬・愛猫の様子を観察して「なにかおかしい」といったことが見当たれば早めに獣医さんに相談しましょう。なお、一番怖いアナフィラキシーショックは通常、接種後すぐにアレルギー反応が見られますから、接種後数時間は特に注意しておきましょう。また、ゆっくり発症するタイプのアレルギーであれば数時間〜1日ほど後に、注射痕のあたりに発熱・湿疹などの反応が見られます。ワクチン接種後はこまめに注射跡のチェックと、飼い犬・飼い猫の様子を観察します。

もしも犬・猫ワクチンでアレルギーが出たら

もちろんすぐに獣医さんに相談しましょう。大抵の場合は次第に収まりますが、万が一を考えるときちんと獣医さんに相談するのがベストです。なお、犬や猫の場合、ワクチンの効力は次第に薄れますから、抗体が消え去る前に再度ワクチンを接種しなければなりません。(1年ごとがベストといわれます)この時に、もしも前回あなたの犬・猫がアレルギーを起こしていたら獣医さんに相談しましょう。アレルギー反応を弱めるお薬の投与や、ワクチンを変える、種類を減らすなど、なんらかの処置をほどこしてくれます。

犬・猫ワクチンアレルギーのまとめ

そんな怖い症状があるなら、ウチのかわいい愛犬・愛猫にワクチン接種なんてできないわ! と怖がる方もいるでしょう。たしかにこういった症状は正直怖いものです。愛犬・愛猫を守るために接種したワクチンがかえって問題というのでは困りものですし。しかし、重篤なショック症状を起こす確立は1〜2万頭に1頭とも言われており、ワクチンで防げる病気の発症率から比べれば桁違いに低い数字です。ですから、ワクチン接種を行わない、ではなく、きちんと信頼できる獣医さんに接種してもらい、万が一にそなえて愛犬・愛猫の様子をしっかりと確認・観察しておく。特に、注射痕や口・鼻などの粘膜部分はよくチェックして、異常に気づいたら早めに獣医へ。それがベストだと思います。


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ワクチンアレルギーについて
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